兵庫県豊岡市十戸
Road Map :R482の十戸集落付近に標識が出ており、広い駐車場がある。
Route Map:駐車場の直ぐ横に滝があるが、右岸に渡る橋は通行禁止に
なっていた。
神鍋観光協会から
豊岡市日高町十戸(じゅうご)の稲葉川本流に懸かる滝。国道482号線のすぐわきを流れる滝。但馬石材駐車場から見えます。落差約10m、緑色の大きな滝壺を有します。滝壺の底からも湧水があると言われています。その少し上流に雌滝(めたき)があります。
男性的な十戸滝に対して、少し控えめな小さい滝を雌滝と名付けられたようです。
十戸滝、雌滝
楽に見ることが出来る滝。と言うより楽過ぎる感じがした。渇水期で水が少ないはずが暖冬での雪解けが始まり、充分な水量の滝見が出来たのは暖冬のお蔭だろう。この後、八反滝に向かうがトイレ休憩で予定が変わってしまう。
十戸滝 (落差10m)
若い時(二十歳代)はスキーに夢中になり、冬の間は度々R482を通っていたが、山と滝には興味が無かったので通り過ぎるだけであった。
神鍋高原周辺のスキー場は雪不足でゲレンデにはブッシュも出ており暖冬を感じた。
じゅうごたき
神鍋高原の滝
散策時間:約15分
右岸側の散策道に入るとお土産屋さん、お茶屋さんがあったが既に廃業となっており朽ちた建屋だけが残っていたた。稲葉川に下る散策道に入ると奥に”十戸滝”が見えて来た。
駐車場は稲葉川の左岸側にあり、右岸に渡る鉄製の橋が架かっていたが、橋の鉄板が錆びて朽ちていており、テープで通行止めとなっていた。
自己責任で橋を渡ると橋の上流側には”雌滝”を下流側には”十戸滝”
の滝口を見ることが出来た。
落差10mの直瀑である”十戸滝”(じゅうごたき)。落差は小さいが水量が多く、滝壺が広大であった。下流には釣り人が居て25cmの”ニジマス”を釣り上げていた。
滝の下は大きく掘り込まれて裏見の滝となっており、その空間には多くの石仏が祭られていた。
滝裏は雰囲気が暗く不気味な感じする。
滝裏には仏具(?)が散乱しており荒廃している。
見ることは出来ないが、広大な滝壺の底からはからは湧水が出ており、ここから下流の水は枯れることがないらしい。よってニジマスの釣り場にもなっていた。
駐車場にあった案内板。1番から始まり、ここが32番目の観光スポットらしい。周辺を探したが”十戸滝”の案内板は見付からなかった。
橋の上から見た落差3m程の”雌滝” 水量が多いので見応えがあったが、渇水期にはただの沢になってしまうのだろう。
”雌滝”の滝口から見た鉄製の橋。
”雌滝”は滝と呼ぶより渓流に近い感じがする。後で判ったことであるが水量が多いのは雪解けが始まっているからだった。
道路の除雪が無く行けなかった。
今日の兵庫の滝巡り